2010年5月アーカイブ

オナガガモ

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Northern Pintail 体長オス75cm、メス53cm

カモの仲間は、日本で越冬中に番いとなります。春が近づくと、カモのオスたちは番い相手を探すのに必死になり、あちこちで熱烈なプロポーズをしているのが観察できます。特にオナガガモは、ネイチャーセンターや水鳥観察桟橋のすぐそばに群れているので、プロポーズの様子が観察しやすいです。オスたちは1羽のメスを取り囲んで、頭を引き上げたり尾を反り上げたりして踊り、メスに気に入ってもらおうと頑張ります。

オジロワシ

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White-tailed Eagle  体長90cm 翼開長200cm
国指定天然記念物
環境省レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧ⅠB類(EN)

米子水鳥公園で最も遅い時期に飛来する、中海最大の猛禽類です。 ネイチャーセンターからは、敷地の外周堤防の上や、中海の無人島の枯れ木に止まっている様子が観察でき、時には園内にもやってきて、鳥の死体を食べます。自分で狩りをしている様子は殆ど見られず、死体を食べたり他のタカが仕留めた獲物を横取りして食べているようすばかり見られます。

オオタカ

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Northern Goshawk  体長58cm

翼開長130cm米子水鳥公園に秋から冬にかけて飛来する、タカの仲間です。 園内では、松の防風林に止まっている姿がよく見られ、
まれにカモなどの鳥を捕らえて食べる様子が観察できます。

コハクチョウの北帰行

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Migration of Bewick's Swan for breeding area
体長120cm 
翼開長190cm

米子水鳥公園のコハクチョウは、2月中旬から繁殖地へと帰り始めます。これを「北帰行」と呼んでいます。この時期のコハクチョウは、大きな声でよく鳴き、水鳥公園から飛び立ったかと思うと、上空を何度か旋回して再び舞い降るという、普段は見られないような落ち着きのない行動が目立ちます。北帰行が観察できるのは主に早朝で、3月下旬までには全て飛び去ります。

マガン

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Greater White-frontrd goose 体長72cm
国指定天然記念物
環境省レッドデータブックカテゴリー:準絶滅危惧種(NT)

米子水鳥公園の秋の風物詩です。毎年10月初め頃に初飛来が確認され、秋の到来を告げる初雁として報道されています。非常に警戒心が強く、ネイチャーセンターから遠く離れた水辺にのみ集まります。明け方の6:30〜7:30の間に水鳥公園を飛び立ち、島根県安来市の水田地帯で植物を食べます。夕方17:00~18:00頃に水鳥公園に舞い戻り、塒(ねぐら)入りします。 500羽以上の大編隊飛行は圧巻です。
ヘラサギ Platalea leucorodia(左)
Eurasian Spoonbill 体長83cm
環境省レッドデータブックカテゴリー:情報不足(DD)

クロツラヘラサギ Platalea minor(右)
Black-faced Spoonbill 体長77cm
環境省レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧ⅠA類(CR)
 
ヘラサギは、毎年11月頃に米子水鳥公園に
1~3羽飛来します。
国内では、全国でも不定期に数羽程度しか飛来しない
珍しい鳥です。
クロツラヘラサギは、毎年ヘラサギと同じ時期に
1羽ずつやってきますが、飛来しない年もあります。
世界で2000羽程度しか確認されていないという、
国際的希少種です。
両種とも、しゃもじのようなくちばしで、
水中の小動物を探り当てて食べます。
寒い年は1月頃には姿を消す傾向がありますが、
暖かい年は春までいることもあります。
 

コハクチョウ

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Tundra Swan 体長120cm
 
コハクチョウは、米子市の市の鳥に指定されています。毎年10月中旬に初飛来し、3月中旬ごろまで観察できます。米子水鳥公園で夜を過ごしたコハクチョウは、早朝に島根県安来市の水田地帯へと移動して採食し、夕方5時以降に安来から帰ってきてねぐら入りします。飛来状況は日々変化しますので、詳しくは米子水鳥公園にお問い合わせください。

図7 コハクチョウグラフ2013.jpg















米子水鳥公園のコハクチョウの飛来数の推移(2013年秋~2014年春)

ミコアイサ

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Smew 体長42cm

ミコアイサは、晩秋から初冬にかけて多く見られるカモの一種です。 オスは白黒模様の美しい姿をしていて、その姿から「パンダガモ」とも呼ばれます。多いときには50羽位が群れて次々と水中に潜り、水生生物を食べる様子が観察できます。

ウラギク

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Aster tripolum L. 長さ約80cm
環境省レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) 
 
ウラギク(浦菊)は、塩性湿地や干潟のヨシ帯の前面に生育する植物で、秋になると紫色の美しい花を咲かせます。日本海側にある米子水鳥公園は、ウラギクの本来の生育地(環境省hp)から外れていますが、水系循環回復システム周辺に多く見られます。

カイツブリ

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Little Grebe 体長26cm

米子水鳥公園の池の水面に、水草を寄せ集めて「浮き巣」を作り、子育てをします。雛が孵化すると、親鳥が背中に雛をおんぶして世話をします。カルガモとは異なり、オスとメスで子育てをします。
俳句では、夏の季語として鳰(にお:カイツブリの古名)の浮巣が詠まれています。

メダカ

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Ricefish 体長3cm
環境省レッドデータブックカテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU

米子水鳥公園の池で最も普通に見られる魚です。水鳥観察桟橋から、水草の間を縫うように大群で泳いでいる様子が観察できます。カイツブリやサギの仲間、カワセミなど、多くの生き物たちに食べられており、これらの生き物たちの命を支えている重要な生き物です。

チョウトンボ

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Rhyothemis fuliginosa 体長35mm

池の上空をひらひらと舞う、チョウのようなトンボです。 体と比較して大きな翅(はね)をもち、翅が紫色や金色に輝く、とても美しいトンボです園内では、水鳥観察桟橋周辺でよく観察できるほか、ヨシ原の上をヒラヒラと飛んでいる姿がよく見られます。

キリギリス

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Japanese katydid 体長37mm

夏になると、米子水鳥公園や周辺の草むらから聞こえる、「ギ〜ッ、ギ〜ッ、...チョン」という賑やかな声の主です。
声はあちこちから聞こえますが、草の茂みに潜っているので姿を観察するのは難しいです。キリギリスは、目の前に切った長ネギをそっと差し出すとかじり付くので、そのまま釣り上げることができます。

リュウノヒゲモ

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Sago pondweed 長さ100cm
環境省レッドデータブックカテゴリー:
準絶滅危惧(NT)
 
リュウノヒゲモは、米子水鳥公園のつばさ池一面に繁茂している水草です。汽水域に生育し、塊茎が水鳥に食べられることが世界的に知られています。そして、水鳥によって種子が分散されています。水鳥公園では、水鳥の食物となっているほか、カイツブリの巣の材料や小魚たちの生育場所となっています。園内の池の水質改善にも大きな役割を果たす、とても重要な生物です。

オオヨシキリ

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Oriental Reed Warbler 体長18cm

春になると東南アジアから渡ってくるウグイスの仲間です。
枯れヨシに止まって大きな口を開け、「ギョッ、ギョッ、ギョギョシ、ギョギョシ...」と賑やかにさえずります。 
ヨシの茎にコップのような形の巣を作り、子育てをします。

カルガモ

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Spot-billed Duck 体長61cm

米子水鳥公園で一年中見られますが、秋から冬にかけては数が少なくなります。春に水辺の草むらに巣を作って卵を産み、雛が孵化すると母親が雛をつれて歩くようになります。
多いときには10羽以上の雛を連れているときがあります。

ムスジイトトンボ

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Musuji-damselfly 体長3cm
 
アオモンイトトンボ(Ischnura senegalensis)と並んで、春〜秋の米子水鳥公園で最も普通に見られるイトトンボです。ところが、鳥取県内では米子水鳥公園以外では見られない、とても珍しいイトトンボです。♀の肩に6本の筋があることが名前の由来です。

コオイムシ

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Appasus japonicus 体長2cm

メスがオスの背中に卵を産みつけ、卵が孵化するまでオスが守るので、「子負い虫」と呼ばれています。春〜秋の米子水鳥公園の水辺で普通に見られます。県内には、一回り大きいオオコオイムシというよく似た種類が広く生息していますが、コオイムシは鳥取県内では米子水鳥公園とその周辺以外では殆ど見られない、とても珍しい昆虫です。卵を背負ったオスが観察しやすい時期は春です。

アブラコウモリ

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Japanese Pipistrelle 頭胴長6cm
 
夕暮れ時に水鳥公園の上空を飛び交うコウモリです。イエコウモリとも呼ばれます。超音波を出しながら飛び回り、飛んでいる昆虫類を食べています。バッドディテクターという装置を使うと、アブラコウモリが出している超音波を聞くことができます。昼間は、建物の隙間などに潜ってじっとしていますが、まれに建物の壁面にしがみついていることもあります。

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